2009年10月08日

無農薬・無化学肥料で作られる農作物は美味しい

自然食品店プチ・メリットの取引先の農家さんからのメッセージ。
 
化学肥料と農薬の関係は正比例している。つまり化学肥料を使えば使うほど土壌からは有機物は減って行き、土は痩せ、酸性化して死んでしまいます。このような土壌から生まれる作物は栄養が少なく亜硝酸塩などの有害物質ばかりが多い、貧弱な作物なのです。こんな生命力のない作物だからこそ病虫害がつきやすく、それゆえに農薬散布の回数も自然と増えてしまうのです。虫食いだから無農薬だとよく言われますが、土が健康になれば、作物にはそれほど虫はつかなくなるものです。健全な土作りをすれば土は生きてきます。強靭な土壌からは安全で農薬などかけなくてもきれいでおいしい作物が生まれます。
生態系を破壊し、土を殺し人間の命までも危機に導く恐ろしい「農薬、除草剤、化学肥料」。これまで便利さを追求して使ってきて、最初に気づいたのは大量にこれらを浴びた、生産者の皆さんでした。今われわれ消費者も気づいてきました。健全な作物は牛フンや藁、草を発酵させて作るたい肥や、油粕、魚粉、貝殻などで健全な土壌を作ることが必要なのだと。
 確かに力のある肥えた土壌で収穫される作物はコクや旨みがあって、調味料に頼らずとも素材そのものが大変においしい!我が家は毎朝無農薬栽培された人参で人参ジュースを作るのだけれど生産者さんによっていろいろな人参の味がします。でも概してみんな大変甘くて美味しいです。

先日びっくりするような情報が目に入って来ました。”九州のある県の野菜等栽培における農薬使用回数の慣行レベル(09年)と題して、さまざまな野菜、果実に対する農薬使用回数が記されているものでした。一番農薬の使用回数が多かったのはイチゴの63回、続いてパプリカ62回、50回以上が、きゅうり、トマト、ナス、30回以上が、ニラ、シソ、パセリ、梨、20回以上が、ねぎ、柿、みかん、ブドウなどとなっていましたが、これがすべてではないと思うものの、やはりこれに近い数字が各県ともに出るのでしょうか?ということは本当に無農薬で育てると言うことは生産者さんにとっては大変な労力と気苦労が不可欠なのだと、改めて頭が下がる思いがしました。この数字が多かれ少なかれ一般に売られている農作物にかかる農薬の回数なのでしょう。
 これは大変な問題で、一概に生産者さんを責めるものではなく「われわれ消費者が現状を知り、消費者が声をあげて正しい農業を求めなければ、生産者も消費者も農薬と化学肥料の犠牲者になってしまいそう」ですね。

                      寺岡 可江

posted by ちむじるばん at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然食で健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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